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企業の財務安全性を分析する比率


流動比率とは?

流動比率は、次のような式によって求める比率です。
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この比率は、会社の財務安全性を判断する代表的なものです。

具体的には、短期的に返済が必要な流動負債が、短期的に換金可能な流動資産でどれだけまかなわれているかがわかります。当然ですが、比率が高いほど安全性は高いといえます。

これはおおよその目安ですが、大体2倍くらいあれば理想的ですが、110%をきるとあぶないといえるでしょう。

当座比率とは?

当座比率の場合は流動比率よりもさらに厳しく財務安全性を判断します。式は次のとおりです。

この比率は、流動資産の中でも特に現金預金や短期金銭債権等といった、即時換金性の高い資産で、どの程度流動負債をまかなえているのかを明らかにしてくれますので、より厳密に企業の財務安全性が判断できます。

おおよその目安としてですが、理想としては80%~100%「、大企業平均値で60%~80%位、中小企業平均値で100%~120%位でしょう。
[ポイント]
・流動比率は、企業の財務安全性を判断します。
・当座比率は、流動比率よりももっと厳しく財務安全性を判断します。
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1株当たり純資産額(BPS)とは?


1株当たり純資産額(BPS)とは?

1株当たり純資産額(BPS)は、純資産価格を発行株式数で割って求めます。
基本的な考え方は1株当たり当期純利益(EPS)と同じなのですが、こちらは、財産の面から株価の割高・割安を判断します。

1株当たり当期純利益(EPS)の場合は、収益面から株価と関係してきましたが、1株当たり純資産額(BPS)の場合には、財務面から株価と関係してきます。

11株当たり純資産額(BPS)は、成熟産業で収益率が鈍化している企業や業績が不振な企業において、株価の目安になる数値としてとても重要です。

1株当たり純資産額(BPS)の読み方は?

1株当たり純資産額(BPS)は、本来は、1株純利益が低く、株価が低い会社の下値限界を知るためのものです。
なので、1株当たり純資産額(BPS)だけで株式を購入することは避けた方が無難です。

また、1株当たり純資産額(BPS)を読む際には、含み損益が考慮されていないことに注意する必要があります。含み益には土地や株式がありますが、電力、ガス会社や戦前から存在する会社などには、とてつもない含み益があったりするからです。

最近、キャピタルゲインを狙った投資戦略として注目を浴びていますが、他の指標を併用したり、時系列で会社の負債状況を分析するなど、実際の企業の財務状況の分析も忘れないようにしましょう。
[ポイント]
・1株当たり純資産額(BPS)=自己資本÷発行株式数
・1株当たり純資産額(BPS)は、財産の面から株価の割高・割安を判断する指標です。

有価証券報告書とは?


有価証券報告書とは?

有価証券報告書は、企業が外部に公表している会社の詳細な情報です。これには、会社の決算情報だけではなく、多くの参考となる情報が記載されています。

特に、経理の状況に記載されている細目は、財務分析に必要なものが詳細に記載されています。もっとも詳細に企業情報がわかるといっても過言ではありません。

具体的には?

おおよそ次のように区分されて詳細に記載されています。
■企業の概況
主要な経営指標等の推移、沿革、事業の内容、関係会社の状況、従業員の状況などが記載されていますので、それらを理解して十分に把握しておくとよいでしょう。
■事業の状況
業績等の概要、生産・受注・販売の状況、対処すべき課題、事業等のリスク、経営上の重要な契約等、研究開発活動、財政状態及び経営成績の分析等が記載されています。
これらはすべて重要な項目ですので、よく目をとおし具体的な事業の状況について理解するようにします。
■設備の状況
設備投資等の概要、主要な設備状況、設備の新設・除却等の計画などが記載されています。有形固定資産明細表と照らし合わせてみるとよいでしょう。
■提出会社の状況
株式等の状況、自己株式の取得等の状況、配当政策、株価の推移、役員の状況、コーポレート・ガバナンスの状況等が記載されています。
ここには、株価と関係深い、株主の状況や配当政策等が記載されていますので注意してみるようにしましょう。
■経理の状況
連結財務諸表や個別財務諸表の内容が記載されています。ここには決算書だけでなく、セグメント情報や補足情報(付属明細表等)も詳細に記載されていますので、経営分析に必要な情報が満載です。
[ポイント]
・有価証券報告書は、企業の状況が詳細に記載された外部公表資料です。
・有価証券報告書は、株式投資に有用な情報が満載です。

株価純資産倍率(PBR)とは?


株価純資産倍率(PBR)とは?


株価純資産倍率(PBR)は、株価を1株当たり当期純利益(BPS)で割ったもので、株価が企業の財産に対して割安か割高かを分析する指標です。

株価純資産倍率(PBR)を使うと、企業間比較などを行う際、会社の規模に関係なく純資産と株価の分析が簡単にできます。また、株価純資産倍率(PBR)を会社間で比較するによって、財産面における割安感・割高感を効率的に判断できます。

株価純資産倍率(PBR)の目安は?

株価純資産倍率(PBR)が1倍ということは、1株当たり当期純利益(BPS)と株価が同じということを意味します。これは株価の下値の目安になります。

株価純資産倍率(PBR)は、倍率が大きいとそれだけ株価が割高であり、倍率が小さいほど株価が割安であることを示します。

株価純資産倍率(PBR)が低い会社は、どちらかといえば成長がゆったりした安定企業(成熟企業)で、株価純資産倍率(PBR)が高い企業は、成長期にある企業(成長企業)が多いようです。

株価純資産倍率(PBR)が1倍以下の企業は、業績不振の場合が多いので、他の指標や企業間比較を含め注意深く分析することが重要です。
[ポイント]
・株価純資産倍率(PBR) = 株価 ÷ 1株当たり当期純利益(BPS)
・株価純資産倍率(PBR)は、会社の財政状態と比べて株価が割安か割高かが判断できます。

よい会社を見分ける方法


貸借対照表で会社の良し悪しがわかるところは?

ズバリ“剰余金”です。

もちろん、貸借対照表を分析する際に、その目的が異なればそれだけというわけではありません。たとえば、資金をどう運用しているのかを分析したいのならば、資産の流動・固定に着目するべきですし、会社の借入金の返済能力を知りたいのであれば、資産と負債の対応に着目するのがよいと思います。

ただし、個人が株式投資をするときのような、どの会社が優良企業なのか見分けたいといったような場合には、やはり剰余金に着目するべきです。

なんといっても剰余金は、会社の良し悪しが最もあらわれるところなのですから・・・

なぜ、剰余金で会社の良し悪しが判断できるのですか?

剰余金、つまり利益剰余金は、会社が獲得してきた利益の蓄積額だからです。

本来、資本金の部は自己の正味財産をあらわしていますので、返済の必要のない自分のお金になります。
これらのうち、資本金と資本剰余金は株主から集めてきた元でになるものですが、利益剰余金はそのすべてがこれまで稼いできた利益からなっています。

これは、簡単に言えば、利益剰余金が大きければ大きいほど、これまでの会社の業績が良かったことがわかりますし、仮に将来多少業績が悪化しても、それに持ちこたえられるだけの体力を持ち合わせていることがわかるのです。

反対に、利益剰余金が小さい会社であれば、過去の業績は順調ではなく、将来の不安も抱えていることになるのです。

といっても、単純に金額だけを見て企業の比較をしないでくださいね。
会社の規模によって剰余金の金額が違うのは当たり前ですから。
企業間比較を行う際は、経営分析のトピックを参考にしてください。
[ポイント]
・貸借対照表のポイントは剰余金です
・剰余金をみればその会社の良し悪しがわかります。

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